【cp】,【mv】コマンドを使用した際のコピー, 移動先が存在した場合の挙動

test
   |_____ test1.txt
   |_____ test2.txt

$ cat test1.txt
>test1

$ cat test2.txt
>test2

既にコピー先のファイルが存在している状態でcpコマンドを実行した際は、コピー先のファイルがコピー元の情報で上書きされます。
元々存在していたtest2.txtファイルの中身は元に戻せません。

$  cp test1.txt test2.txt

$ cat test2.txt
>test1

予防策としてはオプションに-iを付けることで同じファイル名がコピー先に存在した場合に上書きを行って良いかメッセージが表示されます。
コピー先に同じファイル名が存在しなければ何も表示されずコマンドが実行されるだけなのでこのオプションを常につけておけば上書きの事故は防げます。

$ cp -i test1.txt test2.txt
> cp: overwrite 'test2.txt'?